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Webライターの副業をするのに必要なのは?国語力・文章力・タイピング力?

よくWebライターとして仕事をしていくのに必要なものは何か、そう聞かれることがあります。文章を扱う仕事ですから、やはり国語力や文章力が必要でしょと言われることも多いですね。

 

でも実際には、優れた国語力や文章力はあるに越したことはありませんが、そこまで高いレベルでなければいけない、ということはないのです。むしろ大事になるのはタイピング力になります。

 

え?タイピング力?と思われるかもしれません。今回の記事ではWebライターにおけるタイピングの重要性をクラウドソーシングサービスの案件などをみながら説明していきたいと思います。

 

 【目次】

 

企業がWebライターに求めているもの

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Webライターの仕事を副業で行う際、最も有力な方法はクラウドソーシングサービスへの登録です。企業と個人のWebライターとの間を仲介する形で存在しており、クラウドワークス、ランサーズ、Shinobiライティングなどが該当します。

 

登録すると多くの企業の案件を確認することができ、その中から自分ができそうなものに応募、企業から了承を得て契約を交わすと、実際に執筆が可能になります。受注するにはいくつか条件が課せられる場合が多く、年齢、経験年数、執筆するジャンル、使用しているツールなどが条件として求められることが多いです。

 

例)

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応募条件に「優れた国語力」はほぼない

 

上記の例を見てもらうとわかるかと思いますが、このように、Webライターに対して企業側が優れた国語力を要求することはとても少ないと思ってください。逆に言えば、Webライターになるために作文や小論文を書くなどして国語力を高めようとする時間は、全く無駄とは言いませんが、非常に遠回りな行動と言うことでもあります。

 

中学生レベルの国語力は必要

国語力を要求されることは少ないとは言え、必要最低限のコミュニケーション、そして違和感のない文章力というのは必要になります。難しい言葉を選ぶ必要はありませんが、中学生レベルの国語力は持ち合わせている必要はあるでしょう。

 

別の記事にて後日補足しますが、中学生レベルでも読んでいて苦にならない文章を書ける国語力・文章力というのは、実は簡単なことに気をつけるだけで身につきます。それも含め、国語力を高めるための勉強の時間などはやはりほぼ必要ないと言えますね。

 

大切なのはマニュアルに忠実に執筆できるかどうか

企業から契約を取ると、大体の場合企業からライティングマニュアルが送られてきます。文体や改行の仕方、見出しの付け方など細かく設定されているので、面倒臭がらずにしっかりと熟読しましょう

 

マニュアルの理解度が高いだけで報酬額が上がる案件も多くあります。逆に言えばマニュアルが理解できなければ単発で案件を打ち切られるでしょう。

 

どれだけ時間をかけても報酬は同じ

クラウドソーシングを通じてお仕事をもらうWebライターは、執筆した文章の納品時に契約通りの報酬を受け取ることになります。ほとんどの場合、報酬アップは長期継続していく中で起こるものであり、ひとつの記事の質に対して報酬がその場で上がることはありません。(一部ココナラなどのサイトでおひねり(アメリカでいうチップ)の機能はあります。)

 

つまり3日かけて2000文字の記事を完璧に仕上げても、1時間で2000文字の記事を最低限の質で仕上げてももらえる報酬は基本同じです。加えて、クラウドソーシングに案件を出している企業の中の大部分は、質はそこそこに、記事数を量産できる人の方を求める傾向が強いです。

 

確かに一定の質を企業は求めていますが、企業側のハードルさえ超えていればそれ以上を求めるのは企業にとっては得になることはあっても、Webライターからすれば非常に効率が悪い結果になってしまうのです。

 

2000文字記事を1時間で書ければ時給2000円

極端な話、1文字1円、1記事2000文字(2000円)の案件があったとします。それを1時間で書ければ時給2000円です。Webライターによっては時給換算に意味はないとする人もいますが、効率よくさばけているかどうかの指標の意味では時給換算ほどわかりやすいものはありません。

 

逆に2時間で書き終えるなら1000円、4時間で書き終えるなら500円。時間をかけるほど単価は落ちていきます。早く執筆できるならその方が越したことはありませんよね。

 

もし1日3時間、執筆できる時間があるならば、1時間で1記事書ければ2000x3で1日6000円です。1ヶ月のうち10日頑張るだけでも、月60000円の売上が発生します。(実際にはクラウドソーシングの手数料が入るため20%〜30%ほど引かれます。)3時間で1記事しか書けなければ、10日では20000円の売上と少し物足りない結果になります。

 

タイピングの速さは記事執筆の効率に直結する

2000文字の文章を書く際、何に時間を取られるかというと、未経験の人の多くはリサーチと文章構築だと答えます。確かに知らない知識ならリサーチしなければなりませんからこちらは正解です。ただ文章構築に限っては少し違います。

 

最近のクラウドソーシングの傾向として、既に見出しが作成されている案件が多くなっています。つまりその見出しごとに調べること、まとめることがあらかじめ決まっているため、他サイトを参考にすぐ文章は作り出すことができるのです。(見出しから作るタイプの案件は時間がかかり1時間で終わらないことも多いですが、その分単価が高いこともあるため、慣れてくればトータルで1時間1500円〜2500円はキープすることが可能です。)

 

しかもそれぞれの見出しは200文字〜400字程度、たった数行書くだけで終わってしまう程度の文量であることも多く、文章構築力はそこまで必要ありません。

 

以上のことを踏まえると、大切なのは調べた文章をまとめて打ち込む速度になります。同じようにリサーチした人でも、タイピングのスピードが半分になると当然ですが、時間は倍かかります。ブラインドタッチのできるできない、その差だけで時給が500円以上変わることがあるのです。

 

Webでの作業の本質はキーボードで文字を打つこと

Webでの作業の本質はキーボードで文字を打つことです。文章を作ることなら小学生より前からやってる人も多いですよね。そう、作ることはできても、それを早く打ち込むことは、練習をした人しかできません。

 

本業でやるとなったらもう少し国語力も学ばなければいけないかもしれませんが、副業でやるのであれば、まずはタイピング力を鍛えることを強くおすすめします。目安としてはイータイピングというサイトにあるタイピング検定の模擬試験で3級の合格ラインを超えるくらいの状態になることです。(無料でできます。)

 

それができていれば、記事執筆効率は格段に増しますし、タイプミスによるストレスや煩わしさを感じない点は、Webライターを副業にするにあたって非常に大きな武器になります。文章が書けなければ意味がない、その先入観を捨てて、まずはタイピングをある程度まで練習してみてください。

 

別日に、文章が簡単にかける秘訣を記事にしたいと思います。よろしければ読者登録などして、次回も読んで頂ければ幸いです。では、今回はこれで終了と致します。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。